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🦷 0.1mmの噛み合わせを見抜ける先生の特徴
〜“誤差”ではなく、“精度”で決まる矯正の質〜
😬「0.1mmのズレは治せません」って本当?
カウンセリングで
「0.1mmのズレは誤差の範囲です」
「そこまで気にする必要はありません」
と言われたことはありませんか?
確かに、歯の動きには微細な個人差があります。
しかし、実際には0.1mmの噛み合わせの違いを人は違和感として感じ取ることがあります。
その小さなズレが積み重なると、
- 片側だけの歯の当たり
- 顎の関節へのストレス
- 咀嚼時の違和感や首肩のこり
といったトラブルにつながることも少なくありません。
🎯「治せない」ではなく「整える」が正解
本当に精密な矯正医は、
「0.1mm単位で完全にコントロールする」とは言いません。
しかし、そのわずかなズレをどう整え、どこで調整するかを明確に持っています。
✨ 精度の高い先生はこうアプローチする
① 臼歯の辺縁隆線の高さをそろえる
奥歯の噛み合わせの高さ(辺縁隆線のライン)が不揃いだと、力が一部の歯に集中して歯列全体のバランスが崩れます。
精密な先生は、このラインを揃えることで噛んだ時の力を均等に分散させ、顎関節への負担を減らします。
② 上下顎の歯列弓幅を合わせる
上下の歯の幅が合っていないと、どれだけ見た目を整えても
「片側だけ当たる」「ずれる」「すり減る」などの不具合が出ます。
咬合のプロは、歯列弓の幅と奥歯の位置関係を細かく調整し、上下の噛み合わせがスムーズに滑るように整えます。
③ 咬合紙で接触を確認し、咬合調整で仕上げる
治療後の最終仕上げでは、咬合紙(薄いフィルム状の噛み合わせチェック材)を使って、上下の歯の接触点を0.1mm単位で確認します。
そのうえで、接触の強い部分を微細に研磨・調整して、左右のバランスを整える。
これが「咬合調整」と呼ばれる精密作業です。
📍ポイント
この工程を“感覚”ではなく、“記録を取りながら丁寧に行う先生”ほど、噛み合わせの安定性と快適さが高くなります。
⚠️「誤差だから大丈夫」は危険信号
一方で、以下のような説明をする先生には注意が必要です。
「0.1mmは気にしすぎです」
「見た目がきれいなら噛み合わせも合っています」
「矯正は見た目の治療だから」
こうした発言は、力学的バランスや咬合接触への理解が浅いサインかもしれません。
結果として、噛みやすさの違和感や、再治療につながるケースもあります。
✅ まとめ:0.1mmを“誤差”にしない先生が本物!
- “治せない”と言う先生は、測れていない先生
- “整えられる”と言う先生は、理解している先生
矯正のゴールは見た目の美しさだけでなく、噛んで快適であること。
臼歯のラインを整え、上下の幅を合わせ、咬合紙と調整で0.1mmを感じ取りながら仕上げる。
それができる先生こそが、機能と美しさを両立できる本物の矯正医です。
📚 参考文献
・Okeson JP. Management of Temporomandibular Disorders and Occlusion, 8th ed., 2021
・佐藤貞雄:咬合再構成の臨床,クインテッセンス出版, 2020
・Proffit WR. Contemporary Orthodontics, 7th ed., 2022
著者 Author

2014年に歯科医師免許を取得し、矯正一筋で治療をしてきました。
患者様の歯列の仕上がりを0.1mm単位で細かく調整し、より早く終わられられるよう効率的な治療を常に意識して治療に取り組んでおります。
小児矯正から成人矯正、顎変形症の矯正等すべての矯正治療に対応します。
矯正治療は一生に一度の治療になると思いますので心を込めて、患者様それぞれに合った最高の治療結果を提供いたします。